自分のブログとなると、タイトルは、悩むところ。
千葉県で働く社長の日記なんてやっても、誰も興味持たないしね。
コツは、以前、テスト的にやっていたブログがあって、そのブログのタイトルが、「Webとデザインの間」なんです。色々人にアドバイスもする仕事なので、自分でテスト的に、複数のブログを立ち上げて試したりしていました。
テストでやっていただけなので、大したことは書いていないのですが、タイトルは、自分にとっては、実感のあるタイトルでした。
Webデザイナーと言うとき、デザイン側の立場に立てば、どちらかというとグラフィックデザインという感じ。もっと言えば、エディトリアルデザインに近くなるのかな?
画面の構成を、例えば雑誌のように考え、オシャレなファッション誌のように飾ったり、チラシやフライヤーのようにレイアウトしたり。
ところがです。
効果のあるデザイン、商売のためのデザインというテーマのセミナーを聞きに言ったとき、その会場で飛び交った言葉は「デザイナー不要論」でした。
いくらこうして欲しいと頼んでも、デザイナーってやってくれない。例えば、電話番号をそんなにちっさくしたら、お客さん気がつかないよって注文しても、レイアウトがかっこわるくなるからって、デザイナーが直してくれない。
だから、こうなっては、デザイナーなんて要らない。
なんて話しが巻き起こっていたのでありました。
一応、端くれとはいえ、デザインの世界でやってきた人間としては、ちょっとばかり肩身が狭いんですが、でも、実は、そうだよなって、納得できる話でもありました。
それは、多分、僕が工業デザインの出身だからだと思います。
いくらかっこいいデザインでも、なんのボタンか判読しずらかったらアウト。それが工業デザインです。
こう言う話は、追々書いていくかもしれませんが、ともあれ、こう言うわけで、Webとデザインの狭間で、どうすれば良いのか、それが、自分の仕事として、結局は、ついて回る課題になったのでありました。